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もっと知って卓球！
卓球って面白いけど、技とか用語とかよくわからない・・・
そんな皆さんに、もっと卓球を知ってもらい、より観戦を楽しんでもらいたい！
卓球国内トップリーグの選手として戦う選手たちから
卓球の技や用語、楽しさについてお伝えします！
Vol.02 美月先生が教える「チキータ」編
チキータとは？
相手の短いサーブや短いレシーブに対してつかう、台上で横回転や上回転をかけて攻撃を仕掛けるバックハンドの打法
《豆知識》
打ったボールの軌道がバナナのような曲線を描くところから、バナナの銘柄チキータにちなんで名づけられた
打ち方のポイント
ボールの捉え方①
回転（バナナのように曲げる）をかけたい時は、ボールの左横をこすって打つ
-
ポイント
- 足をボールの近くにもっていくこと
当てる瞬間しっかりボールに力を伝えること
足を半歩程ふみこみ、
ボールに体を近づける
手首を手前に返してラケットに角度をつける
ボールの左横を
バック面で捉え、
回転をかける
ボールを打ちたい方向に振り切り、右足に重心をのせる
ボールの捉え方②
スピードをだしたいときは、ボールの正面にラケットを持っていきボールの上を捉える
-
ポイント
- 足をボールの近くにもっていくこと
打点をバウンドの頂点で捉え、回転にくらべてスイングを前進方向にもっていくこと
足を半歩程ふみこみ、
ボールに体を近づける
ボールの正面に
ラケットをもっていく
ボールの上を
バック面で捉え、
回転をかける
ラケットをしっかり前に振り切り、前へ重心をのせる
美月先生Q＆A
- チキータはどういう人がよく使うの？
- バックが裏ソフトラバーの選手で、上回転で攻めたい人が使います。
上回転にすると相手の戦術がわかりやすくなります。 - チキータの攻略法は？
- サーブやレシーブを少し長めにしたり、相手がチキータをしにくくなるように探りながら試合をします。短いサーブやレシーブをして、あえてチキータをさせて、そのボールを狙う戦術もあります。
- 美月先生がチキータを習得しようと思ったきっかけは？
- レシーブの種類が少ないからです。高校生の時にダブルスのレシーブの種類が少なくて、取り入れてみようと思ったのがきっかけです。
- 美月先生が意識してること！
- チキータをすることで、自分から攻めるていける確率が高くなります。
回転量が多いチキータをしたときは、自分の回転が残って返ってくるので、それを利用して自分の攻撃パターンにもっていくことができます。
意識していることは、ボールの近くまで足を運んでから打つこと。足とボールが遠いと、身体の近くで打てなくなってしまうので安定しづらくなり、ミスが多くなります。また、足の力を加えることで、さらに回転やスピードを出すことができます。
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