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「限界超越」に挑む

今年度のチームスローガンは「限界超越」。
卓球国内トップリーグの選手として戦う選手たちの、「限界」にスポットを向けインタビューしました。

vol.04 野村光選手

ー23年度のスローガンは「挑戦」でした。あなたにとっての挑戦はなんでしたか?

私の挑戦は「苦手なフォアドライブの克服」でした。
私はフォアミートという、上からスマッシュで打つ戦型ですが、社会人になってフォアミートだけでは勝てないことの方が多くなり、これまで使ってこなかったフォアドライブができたら、より幅が広がると思ったためです。

ドライブという新しい技の取り入れはすごく難しく、どうしてもボールが来ると癖になっているスマッシュ打ちの状態になってしまうため、コーチやチームのフォアドライブを得意な選手からアドバイスしてもらい、練習からドライブ を多く取り入れることを意識していきました。ドライブのほうがラリーが続くので、続けていくうちに楽しさを覚え、自然にドライブが出てくるようになりました。一方で、「あ、今ミートが出ちゃった」という場面もあったため、今年もフォアドライブの練習を続けて頑張っていきます。

ー前年の「挑戦」を経て、自分が感じた「限界」とその限界を今年どんな風に超えていこうと考えていますか?

23年度はフォアドライブの克服を挑戦としていましたが、継続して取り組めなかったこともありました。
練習においては、毎日質の高い内容をやるのは難しいと思う時があったり、試合では、「ミートで点数を取りに行こう」となってしまい、どちらの場面でも継続して取り組めていませんでした。

今年もフォアドライブの練習を継続していきますが、「今日は自主練でこれは絶対やろう」と自分で決めて練習から完璧にやっていきます。これ以上は無理だと思ってもあと5球、10球やる!と自分から逃げないようにしていきます。

~番外編~
プライベートで苦手なことと、それを克服するために今後してきたいこと!

ランニングが苦手です。

ただ、持久力強化の面でランニングが必要だなと感じ、自主的に練習後に走っています。
「1キロ当たり何分で走れるか」を測り、今日は何分で走り切ろうかと
自分で目標を決めてクリアしていく。こうしてちょっとずつ距離を延ばしたり、スピードを上げたりして持久力強化に活かしていきたいです。