私がまだ５歳と小さかった時の話です。家族でボーリング場に行った際に、うまくボーリングをすることができずグズグズに機嫌を損ねてしまいました。そのため、ちょうど建物2階にあった卓球をやってみることになり、いざやってみると意外にも反応が良く、両親も高校時代に卓球をやっていたこともあって、始めさせたら面白いのではないかという両親の思いから、卓球を始めることになりました。
始めた当初は、水泳や塾、ピアノなど色々な習い事をやっており、ピアノの先生になることが夢でした。段々と卓球が上達するにつれ卓球の面白さに気づきました。小学校低学年の時、ピアノの発表会と卓球の試合が重なり、卓球の試合を選択してから卓球中心の生活になってきました。自分が卓球の選手になることは全く想像していませんでしたが、今こうして実業団で卓球ができることを幸せに思っています！

家族です。父は卓球を始めたときからコーチをしてくれたのですが、私の為に卓球を一から勉強し教えてくれたり、卓球場を作ってくれたりと卓球をする環境を整えてくれました。また、卓球を通して人として大事なことを教育してくれました。母は卓球中心の生活を理解してくれて、練習でどんなに遅くなってもご飯を作って待っていてくれたり、仕事で忙しい中でも練習の送り迎えなどもしてくれました。
また、どんな試合にも両親揃って応援に来てくれました。兄も普段は卓球に関してはあまり喋らないのですが、私が進路に迷った時には助言をしてくれて、いつも背中を押してくれました。家族の支えがあって、競技生活ができているのでとても感謝しています。